泉原一弥さん(「こけおじちゃん」、日本苔緑化研究所 所長、地球温暖化防止活動推進員)

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泉原一弥氏(こけおじちゃん)のプロフィール・経歴

  • 実家が園芸店だったため、幼少期から鉢植えや盆栽の苔、正月の松竹梅作りに親しむ環境で育つ [15:17]。
  • 過去に造園や緑化事業の教壇に立っていた経験を持つ [03:20], [34:50]。
  • クリーニング店を始めてから緑化活動ができていないことに気づき、集配用の軽トラックを緑化する着想を得る [03:51], [04:42]。
  • 大阪府知事より委嘱を受け「地球温暖化防止活動推進員」として約10年間活動 [35:28]。苔テラリウムや車体緑化はその環境啓発活動の一環として行っている [35:39]。
  • 生年月日・年齢:動画撮影時点で63歳 [01:58]。
  • 拠 点:大阪府岸和田市 [01:50]。
  • 本 業:「さくらや・いずはら集配専門クリーニング」を経営 [03:47]。
  • 苔との関わり・経歴

屋根苔着車「やぁね、こけちゃっかー」について

概要と特徴

  • 車種:ダイハツ・ハイゼット(軽トラック) [03:00]。
  • 屋根面積:約3.6平方メートル [03:02]。
  • 使用されている苔:暑さや乾燥に強い「スナゴケ」を採用 [03:05]。
  • 制作までの苦労:ゼロからの開発に約13年の試行錯誤を費やす [04:55]。

構造・安全性と車検について

  • 固定方法:接着剤で固定し、前後の風圧に耐えるため4/5ほどネットをかぶせている [26:11], [26:39]。
  • 風圧への強さ:密集して平らにくっついているため、時速100km〜120kmの高速走行でも飛び散らないことを実証済み [26:56]。
  • 車検・法規制(陸運局への確認)
    • 屋根へ直接貼り付ける場合、高さ制限は4cm以内と陸運局より回答を得ている [28:44]。
    • 実際の苔の高さは2〜3cm程度であり、違法改造ではなく完全な合法車両(公道走行可能)として車検も問題なく通過している [30:33], [31:27]。

環境・冷却効果

  • 気化熱による断熱:苔が水分を含み気化熱を放散することで、車体や車内の温度上昇を防止 [23:08], [23:25]。
  • ECO効果:エアコンの使用を減らせるため燃費が向上。さらに苔自体が二酸化炭素を吸収し酸素を発生させる「走る環境改善装置」としての役割を果たす [23:33], [23:52]。

情報発信・苔に対する想い

SNSやライブ配信(Instagramなど)の活用

  • 苔テラリウムの制作過程を公開したり、質問への回答、笑い・失敗談を交えた親しみやすい内容で発信中 [09:28], [10:02]。
  • キットの販売も行い、苔テラリウムの認知と普及に繋げている [10:25]。

日本の苔文化と欧米との違い

  • 日本では神社仏閣や庭園の苔に古くから「侘び寂び」や風情を感じる文化がある [18:23], [33:31]。
  • 欧米では「苔=屋根や壁の汚れ」と捉えられやすく、苔を愛でる日本のテラリウムや盆栽の感覚は独特で貴重な文化であると捉えている [20:07], [21:02]。

今後の目標・メッセージ

  • 「やぁね、こけちゃっかー」の普及:世界中で「屋根に苔が乗っていない車の方がおかしい」と言われるくらい、世界標準の環境技術にすることを目指している [21:57], [22:48]。
  • 営利目的ではない普及活動:苔テラリウムや車体緑化は「商業目的の苔屋さん」としてではなく、地球環境保護や苔の素晴らしさを広く伝える啓発活動として熱意を持って続けている [34:03], [35:44]。
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